熱科学研究室

熱科学研究室

キーワード 熱・物質移動,エネルギー有効利用,環境伝熱,バイオ伝熱,マテリアル

熱科学研究室では,エネルギー,環境,マテリアル,バイオなど次世代技術に関わる伝熱研究を,以下のトピックスについて総合的に進めている.

エネルギー ENERGY


高性能蒸発面の開発
微細構造面を用いると液滴の濡れ性が向上し,蒸発速度を向上させることができる.

伝熱促進技術の開発はエネルギー有効利用の基本となります.本研究室では,超親水性をもつ光触媒の蒸発面への適用と促進効果,マイクロチューブ群による管内凝縮液膜の波状化による凝縮伝熱促進,ダイナミック型氷蓄熱システムの高性能化,着霜を伴う熱交換器の伝熱性能の向上などの研究を進めています.


超音波を利用した氷スラリーの生成
超音波を利用して冷却面上の氷層を連続的に離脱させる.ダイナミック型氷蓄熱システムの基礎技術となる.

フィンレスフラットチューブ型熱交換器の開発

 

環境 ENVIRONMENT


環境適合型排熱回収システム

燃焼ガスからの排熱およびその中に含まれる環境影響物質を同時に回収・固定化する環境適合型の熱・物質交換システムの開発を進めています.特に,ミスト化ゼオライト微粒子によるCO2ガスの高効率吸収とその固定化,海藻の着生と魚礁への利活用など環境再生技術に取り組んでいます.また,脱臭・除塵・抗菌など空気質の改善として,凝縮を併用したUV光触媒・光電子法によるガスクリーン技術の開発を進めています.


エコブロック体形成による
CO2回収ー固定化と海洋再生システム
CO2を回収したエコブロック体を海中に固定化し,海洋を再生する.

環境適合型排熱回収システム
排ガスから熱を回収するとともに,微粒子をミスト化によって肥大化させ,電気力で高効率捕集する.

バイオ BIO

生体組織や食品の凍結過程をミクロ伝熱の観点から調べ,凍結損傷の機序を追究しています.また,超音波などを利用して過冷却現象の制御,氷晶径の微細化など,凝固の能動的制御技術の開発を進めています.


生体細胞の(小麦プロトプラスト)の 凍結・解凍(凍結前,凍結後,解凍後の様相).

マテリアル MATERIAL


多成分系凝固における結晶形態と濃度場の可視化
凝固前線にはマッシュ域が形成され,ここで凝固組織と組成のミクロ性がinputされる.

料製造,生体凍結など多成分系の凝固では,液相と固相の領域間に溶質の排出を空間的に取り込む固液共存の領域(マッシュ域)が出現します.新材料創成の基礎として,マッシュ域の形成機構とミクロ性の固定を追究しています.

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